なにかにのめり込みたい
のめり込めるものがほしいなぁ、と思う。
楽器でもアニメでも映画でもスポーツでも、
余暇のすべてをそれに捧げたくなるような、
それについてなら何時間でも語れてしまうような、そんな趣味がほしい。
私にもいちおう、趣味らしきものはある。
前の記事で書いた「物書き」もそうだし、それ以外にも、まぁいくつか……
ここで公開するのは、ちょっと恥ずかしいけれど。
でも、のめり込むレベルには全然達していない。表面をさらっと撫でているだけって感じがする。
そんなのでも楽しいは楽しいし、別にいいと言えばいいんだけど。
たまにむなしくなる、気がする。
趣味と言ったけど、もしかして生きがいと表現したほうがいいのかも。
「趣味がほしい」じゃなくて「生きがいがほしい」。
私のような人間は、「○○をするために自分は生きている」と思えるものがないと、
自分がここに存在する意味を見出せなくなる。
そういえば、私の趣味と言えるものはすべて、他者との比較のなかで
優劣がつけられるものだ。
だから、落胆したり自己嫌悪に陥ったりしやすい。
うまい文章を見て、あー、なんで私は何年も書いていて
こんなものしか書けないんだ、と言うように。
私は自分が興味のあることに関して、まったく才能がない。
そもそも才能のあるひとなんて極々少数だということは分かるのだけど、
私の場合、おそらくどれも平均的なレベルにすら達していない。
そのせいか、心のなかでストッパーがかかる。
自分みたいな人間は、ちょっと努力したって、どうせ誰にもかなわない。
すごく努力すれば、もしかすると人並程度には引き上げられるのかもしれないけど、
そこまでする気概もない。まぁ、てきとーでいいか。
そんな言い訳を連ねながら、今日もだらだらとネットして過ごしています。
昔のほうが、なにかに「のめり込む」こと、できてたなぁ。
年のせいなのかな。